
白兎神社
Hakuto-jinja Shrine
白兎神社の予備知識
白兎神社は有名な日本神話『因幡の白兎』の聖地です。近年、パワースポット兼デートスポットとして、人気急上昇中です。
本物の兎がぴょんぴょん飛び跳ねてるわけではありませんが、兎が好きな人なら来て損は無いでしょう。
所在地 | 鳥取県 | 鳥取市白兎(Hakuto, Tottori City) |
---|---|---|
創建年 | ? | |
主祭神 | 白兎神(Hakuto-shin) | 『古事記』に登場する『因幡の白兎』(Inaba-no-shiro-usagi)のこと |
社格 | ★ | 旧村社 |
知名度 | ★★ | |
アクセス | ★★★★ | 道の駅『神話の里・白うさぎ』すぐ |
観光 | ★★★ | 隣接する白兎海岸とセットでなら観光地としてもイケてるかも |
スケール | ★★★ | |
パワー | ★★★ | 縁結びのご利益があると言われる |
白兎神社の周辺地域
国道9号線、道の駅『神話の里・白うさぎ』に併設されており、眼下に日本神話『因幡の白兎』の舞台である白兎海岸を見下ろすことができます。
天気の良い日にこの辺ドライブするの本当にオススメ!


白兎神社境内
狛犬ならぬ狛兎が出迎えてくれます。鄙びた小さな神社をイメージしていたのですが、思いのほか広くて驚きました。




日本神話『因幡の白兎』を浅く考察
『因幡の白兎』ストーリー要約
神社のブログを読むような方なら『因幡の白兎』の解説など今更いらないとは思いますが、以下に一呼吸で(笑)要約しました。
海を渡りたかった一羽の兎が「ワニ」達を騙して海上に整列させてその背中伝いに渡ったのはいいけど騙したことがバレて「ワニ」に皮を剥ぎ取られて泣いていたところをオオクニヌシに助けられた。
この神話に登場する「ワニ」が、文字通りワニなのかそれともサメのことなのか、邪馬台国論争と並んで長年、論争が繰り広げられています。
なお、私が子供の頃に読んだ絵本ではサメの絵でした。
サメ派の主張
あのへんの方言でワニといえばサメのことや
日本にワニはおらん
ワニは泳がれへん(泳げるらしいけど)
ワニ派の主張
背中に飛び乗るんやったらワニやろ
兎の皮剥ぐんやったらワニやろ爪あるし
あれは東南アジアかどっかの話をパクったんやで
結局サメかワニか
言われてみればどちらも正しい気がしますね。実はこれとは別に、「ワニ」は「和爾(わに)一族」を、兎は「宇佐(うさ)一族」を暗示しているという説があります。以下のようなものです。
宇佐一族が海人族である和爾一族に対して戦いを挑み、だまし討ちを狙うがバレて敗退し、領地を奪い取られてしまった。出雲王国のオオクニヌシは宇佐一族を支援し、別の領地を与えた。
神話は往々にして、歴史的事実を暗示している場合が多いので、この説は結構な説得力があります。そういえば、出雲大社と宇佐神宮はどちらも四拍手奨励だけど、ただの偶然でしょうか? 両地域の間には古代から、強固な同盟・友好関係があったのではないでしょうか?
白兎神社の御朱印
