安房神社

安房神社

安房神社 / あわじんじゃ
Awa-jinja Shrine
新アワ国開拓のシンボル

安房神社に関する予備知識

安房神社は房総半島の最南端付近に鎮座する安房国一宮です。房総半島南部の開拓神により創建されたと伝えられています。

安房神社の所在地

千葉県館山市大神宮589
589 Daijingū, Tateyama city, Chiba Pref.

住所が示す通り、地元では大神宮と呼ばれているようです。

安房神社の祭神

上の宮主祭神
アメノフトダマ(天太玉命)
Ame-no-Futodama-no-mikoto
相殿神
アメノヒリトメ(天比理刀咩命)
Ame-no-Hiritome-no-mikoto
下の宮祭神
アメノトミ(天富命)
Ame-no-Tomi-no-mikoto
アメノオシヒ(天忍日命)
Ame-no-Oshihi-no-mikoto

アメノフトダマ(天太玉命)は忌部氏の祖先で、岩戸隠れ神話においてアメノコヤネ(天児屋命)と共に儀式を行ったとされています。また、儀式をおこなうためのアイテム一式を調達したことから、経済や産業の神様とされることがあります。

アメノトミ(天富命)とアメノオシヒ(天忍日命)は兄弟神で、主祭神の孫にあたります。この地域の開拓神です。

浅間神社を主観的に格付け

由緒

★★★★☆
創建年不詳

主祭神の孫にあたるアメノトミ(天富命)が神武天皇の命令で阿波国や安房国を開拓し、自らの祖先を祀る神社を創建したとされています。現在の地に遷座したのは奈良時代(717)だそうです。

社格

★★★★☆
名神大社安房国一宮旧官幣大社別表神社

知名度

★★★☆☆

金運がつく神社として一部では知られていますね。

アクセス

★★☆☆☆
  • 館山自動車道『富浦』インター→車で30分
  • JR館山駅→バス乗車約20分『安房神社前』下車→徒歩10分弱

バスは1時間に1本程度のようです。

スケール

★★★☆☆

想像していたより大きかったというのが率直な感想です。

観光

★★★☆☆

境内の紅葉はなかなか美しかったです。観光地としてアピールしても良さそうに思えます。桜の季節ならなおさら楽しめるかと思います。

パワー

★★★★☆
産業振興事業繁栄

安房神社の周辺地域

房総半島のほぼ最南端と呼べる場所です。

安房神社境外

館山野鳥の森

境内の周辺は『県立館山野鳥の森』という野鳥観察スポットとなっています。私は時間の都合で行けませんでしたが、『ふれあい野鳥館』という入館無料の施設もあります。

参道

白色の神明鳥居が一ノ鳥居となっています。そこから二ノ鳥居まで桜並木の参道になっています。また、一ノ鳥居の横にある社号標は東郷平八郎(1848-1934)の揮毫によるものだそうです。

安房神社境内

色のコントラストが素晴らしいです。特に拝殿横の大銀杏が目を引きます。

上の宮

厳島社

拝殿前の石段の脇にある末社です。海食崖かいしょくがいをくり抜いて造られたものだそうです。

本殿・拝殿

本殿は神明造の木造です。大銀杏に隠れていますが、見えることは見えます。

御仮屋

神輿を納めるための建物です。3年に1回、近隣の神社から神輿が納められる神事がおこなわれるそうです。

大銀杏

訪問した季節が季節だけに、その存在感が際立っていますね。樹齢は300年以上と推定されているようです。

下の宮

本殿・拝殿

主祭神の孫であり開拓神とされるアメノトミ(天富命)を祀っています。奈良時代、養老元年(717)の創建だそうです。

御神木

まきの御神木で、樹齢は500年と推定されています。

浅間神社の御朱印

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