
枚聞神社
Hirakiki-Jinja Shrine
枚聞神社の予備知識
枚聞神社は鹿児島県西南部、開聞岳の麓に鎮座する薩摩国一宮です。古くから航海の神様として、琉球の使者からも信仰されてきました。
枚聞神社の所在地
枚聞神社の祭神
主祭神 | オオヒルメ(大日孁貴命) Ōhirume-no-Mikoto |
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アマテラス(天照大神)の別名とされています。
枚聞神社を主観的に格付け
由緒
開聞岳(924m)の山岳信仰がルーツと考えられるので、相当古くから存在していたと思われます。
社格
知名度
県外での知名度は低いと思われます。ただ、私は関西地方在住なので「枚」を「ひら」と読むことに対して親近感が湧きます。
アクセス
- JR開聞駅→徒歩で15分
- 駐車場あり
鹿児島市内からは結構な時間を要します。車だと1時間強ですが、電車だと最速でも2時間近くかかります。ただ、駅から徒歩圏内なのは意外です。
スケール
観光
神社自体は観光地としては弱いですね。一泊して温泉巡りするのがオススメです。
パワー
天気が良くて開聞岳が見えていればもっとパワスポ感が得られたでしょう…再訪時に期待です。
枚聞神社の周辺地域
池田湖
車でアクセスする場合、池田湖の畔を走るケースが多いかと思います。途中「黄金の鳥居」の看板を見かけましたが、時間が押していたので断念しました。天気が良い日は開聞岳が綺麗に見えるそうです。
枚聞神社境外
名前の通り『枚聞神社前』交差点のすぐ側に鳥居が建っています。鳥居に向かって交差点を右折したところにある駐車場が広くて停めやすいです。
写真では駐車場の近くから南方向を撮ったものです。開聞岳が隠れてしまったのが残念ですが、天気の良い日に再訪したいものです。


枚聞神社境内
参道
一ノ鳥居のすぐ先にニノ鳥居が見えています。その間には特に何もあり …あ、ニノ鳥居の向かって右手に樹齢800年の大楠がありますね。かろうじて写真に映っていますね


神域



社殿
朱色で統一された社殿が目を引きます。前から順に拝殿・幣殿・本殿です。本殿は県の指定有形文化財に指定されています。
枚聞神社の祭神に関しては、実は諸説あります。現在ではオオヒルメ(大日孁貴命)ことアマテラス(天照大神)です。しかし、元々は海神であるオオワタツミ(綿津見神)であったり、その娘であるトヨタマヒメ(豊玉姫命)であったとする説もあるようです。
ここ枚聞神社も含め、この辺りは竜宮伝説に纏わる場所が数多く点在しています。竜宮伝説といえば浦島太郎を思い浮かべる人が多いでしょうが、その原型は日本神話です。アマテラスの曽孫であるヒコホホデミ(彦火火出見尊)がトヨタマヒメが竜宮城で結ばれたことになっています。
宝物殿
宝物殿の中には国の重要文化財である『松梅蒔絵櫛笥』が納められています。室町時代の化粧箱で、通称「玉手箱」と呼ばれています。やはり先ほどの竜宮伝説にちなんでそう名付けられたのでしょう。
枚聞神社の御朱印
