新田神社

新田神社

新田神社 / にったじんじゃ
Nitta-Jinja Shrine
天孫ニニギ終焉の地

新田神社の予備知識

新田神社は鹿児島県西部、薩摩国の一宮神社です。アマテラス(天照大神)の孫であるニニギ(瓊瓊杵尊)の陵墓とされています。

新田神社の所在地

鹿児島県薩摩川内市宮内町1935-2
1935-2 Miyauchi-chō, Satsuma-Sendai city, Kagoshima Pref.

新田神社の祭神

主祭神ニニギ(天津日高彦火瓊瓊杵尊)
主祭神アマテラス(天照皇大御神)
オシホミミ(正哉吾勝々速日天忍穂耳尊)

新田神社を主観的に格付け

由緒

★★★★☆
(伝)神亀二年(725)

社格

★★★☆☆
薩摩国一宮旧国幣中社別表神社

知名度

★★☆☆☆

アクセス

★★☆☆☆
  • JR新幹線・肥薩おれんじ鉄道『川内』駅→タクシー10分

スケール

★★☆☆☆

観光

★★☆☆☆

パワー

★★★★☆
恋愛成就仕事運

新田神社の周辺地域

薩摩川内市の地政学

薩摩川内さつませんだい市は鹿児島県西部に位置する小都市で、新幹線も駅もあります。駅名は『川内せんだい』となっており、宮城県の仙台と紛らわしいです。

かつては薩摩さつま国の中心地でした。太古の昔、天孫降臨したニニギ(瓊瓊杵尊)が宮殿を造成するにあたり、この地に千の台を築くよう命じたという故事が地名の由来だそうですが、これは後付けの可能性も否定できません。ちなみに、その宮殿というのが現在の新田神社に相当するようです。

実際のところ、新田神社のあたりが蛇行する川の内側に位置し、なおかつ2つの川に挟まれた地域であったことから「川内」と呼ばれたのではないかと思います。

新田神社境外

川内川沿いに一ノ鳥居があり、そこから境内入口にあたる二ノ鳥居まで参道が続いています。ただ、一ノ鳥居は幹線道路から外れているので、わざわざ通る機会がありません。一ノ鳥居前に歩行者&自転車専用の橋があればサマになると思うのですが。

新田神社境内(神亀山)

境内は神亀山しんきさんという小高い丘の上にあります。神亀山は『日本書紀』に記載のあるニニギ(瓊瓊杵尊)の陵墓、『可愛山陵えのみささぎ』に同一とされていますが、諸説あります。

参道

なので、石段がけっこう長くて急勾配です。私ごとですが、ここでゲリラ豪雨に遭いました。

大樟

石段の頂上付近の脇に大きなクスノキがあります。伝承では樹齢2,000年とされていますが、実際は700-00年くらいと言われています。

神域

本殿と拝殿、舞殿、勅使殿がそれぞれ繋がっています。これらの建造物は県の有形文化財に指定されています。

一宮神社としては小規模で落ち着いた佇まいですが、荘厳さが感じ取れます。また、ところどころに熱帯植物も散見されるため、南国の一宮神社であることを実感できます。

新田神社の御朱印

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA