西寒田神社

西寒田神社

西寒田神社 / ささむたじんじゃ
Sasamuta-jinja Shrine
読み方ムズい藤の名所

西寒田神社に関する予備知識

西寒田神社は大分市に鎮座する豊後国一宮です。神功皇后が本宮山の山頂に白旗を立てたのが起源とされています。

西寒田神社の所在地

大分県大分市寒田1644
1644 Sōda, Oita city, Oita Pref.

寒田と書いて「そうだ」と読むのも珍しいですね。

西寒田神社の祭神

主祭神
西寒田大神
Sasamuta-no-Ōkami
ツクヨミ(月読尊)
Tsukiyomi-no-mikoto
アマテラス(天照大神)
Amaterasu-Ōmikami
オシホミミ(天之忍穂耳命)
Ame-no-Oshihomimi-no-mikoto
相殿神
第15代応神天皇
the 15th Emperor Ōjin
神功皇后
Emperess Jingū
武内宿禰
Takenouchi-no-Sukune

三貴神の1柱であり月神であるツクヨミ(月読命)が精神安定の神様と位置付けてられています。たしかに、月の満ち欠けと人間の精神とは密接な関わりがあると言われていますからね。

ツクヨミとアマテラスとオシホミミの3柱を西寒田大神と総称していますが、太古の昔から存在する山岳信仰が日本神話の神に習合した感じでしょうね。

西寒田神社を主観的に格付け

由緒

★★★★☆
創建年不詳

社伝によれば、神功皇后が三韓征伐の帰途において西寒田山(現:本宮山)に白旗を立て、応神天皇九年に武内宿禰が祠を建立したのが起源とされています。また、7世紀に中臣鎌足(藤原鎌足)が百済救援で立ち寄った際、社殿を修繕したとされています。

社格

★★★☆☆
式内大社豊後国一宮旧国幣中社別表神社

知名度

★★☆☆☆

アクセス

★★☆☆☆
  • 東九州自動車道『大分光吉』インター→車で10分
  • JR大分駅→バス乗車約30分『ふじが丘南』下車→徒歩約15分

私のナビが古いせいか正常に案内してくれず、かなり迷いました。近くに特別養護老人ホームがあるので、一旦そちらを目的地に設定すれば寒田川沿いの道を案内してくれるはずです。その老人ホームの少し先に西寒田神社の駐車場があります。

スケール

★★★☆☆

ごくごく標準的な一宮神社だと思います。

観光

★★☆☆☆

パワー

★★★★☆
精神安定安産祈願交通安全事業繁栄

西寒田神社の周辺地域

大分市内の新興住宅地付近に立地しています。大分大学が徒歩圏内にあります。

西寒田神社境内

参道

萬年橋

萬年橋は寒田川に架かるアーチ橋で、境内の入口となっています。江戸時代末期(1862)に完成したもので、県の文化財に指定されています。

私が来訪した際、萬年橋で白鷺が出迎えてくれました。迷いに迷ってたどり着いた甲斐がありました(^_^;)

橋の右奥に山が見えますが、あれが西寒田山(現:本宮山)でしょうかね。

藤棚

萬年橋を渡ってすぐ左手あたりに藤棚があり、4月中旬頃、満開になります。

神域

本殿・拝殿

特筆すべきものはありませんが、一宮神社らしい立派な社殿です。

本宮山登山口

拝殿の右脇に本宮山への登山口があります。本宮山の山頂までは2-3時間くらい見込んでおくべきでしょう。

西寒田神社の奥宮

本宮山の頂上へ向かう途中にあり、『本宮社』と呼ばれているようです。もともとはこの地に鎮座していた西寒田神社が、室町時代(1408)に大友家当主によって麓にある現在の地に遷座したとのことです。

車で近くまで行こうと思えば行けるようですが、かなりの悪路らしく、基本は徒歩で登山と思っておいたほうが良さそうです。

西寒田神社の御朱印

豊後総鎮守の文字だけ藤色なのは藤の花に見立てているのでしょうね。金色の紋章は西寒田神社の神紋です。

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