徳山#銀座通り
山口県周南市は県の東南部に位置する人口13万人の都市です。新幹線の徳山駅があり、工業都市のイメージが強いですが、商業も盛んです。
概要
周南市
平成の合併
旧徳山市と周辺市町が平成十五年(2003)に合併して『周南市』になりました。よそ者の分際で恐縮ですが、言わせてください。
市町村合併では妥協の産物として、旧国名に方角を付けた市名が誕生しがちです。そういう地名って、「周南地区」とか「周南エリア」みたいに大まかな地域名として使う分にはカッコいいのですが、市名として見るとあまりしっくり来ないことないですか?
中心市街
徳山駅の北側にある『銀座通り』(ぎんざどおり)とその周辺が中心市街です。「銀座」といえば東京の銀座を思い浮かべますが、これ以外にも「新宿」「有楽町」それに「千代田」など、東京と同じ地名が徳山には数多く存在します。
街歩きレポート
徳山駅
JR徳山駅は在来線と新幹線の併設駅です。一部の「のぞみ」が停車する為、降りたことが無い人でも「それなりに大きな街」というイメージは持っているかと思います。
そんな徳山駅ですが、平成三十年(2018)に駅舎がリニューアルしました。蔦屋書店やスターバックスも入居しており、市民の憩いの場となっています。


駅前ロータリー
駅前ロータリーはこんな感じです。いかにも人口10万人台の地方都市にありそうな光景ですよね。でも、侮ってはいけません。銀座通りは写真に映っていない、脇の方にあります。初見だと見落としそうです。


御幸通り
銀座通りへ行く前に、ロータリーからまっすぐ北へ伸びる広い道路を進みましょう。御幸通り(みゆきどおり)という、6車線の広い道路です。
300-400mほど歩けば広い交差点に出ます。市役所などの官公庁や山口銀行の支店があります。ここから先は岐山通り(きさんどおり)と名を変え、その先には動物園などもあるのですが、今回は時間の都合で行きません。


平和通り
先ほどの広い交差点を右折し、250mほどで再び右折し、徳山駅方面に戻ります。この4車線の通りは平和通りという名前です。昭和のレトロさと令和のスマートさが絶妙に共存し合う、洗練された通りです。


PH通り
平和通に入って1つ目の信号でピーエッチ通りに交差します。平和通と御幸通を結ぶ道路であることから、Peace(平和)とHappy(御幸)の頭文字を取って名付けられたのだそうです。カフェや雑貨店が立ち並ぶ、洒落た通りです。

銀南街
平和通りに入って2つ目の信号が徳山銀座通りとの交差点なのですが、その手前にも銀南街という通りがあります。いかにも昭和な通りですが、奥まで進むとアーケード街があります。アーケードよりも手前にある『けやき通りビル』から徳山銀座通りへと抜けることができます。



徳山銀座通り
はい、お待たせしました。こちらが徳山銀座通りです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、飲食店が数多く立ち並び、10万人台の地方都市にしては活気のある商店街です。シャッターや駐車場も目立ちますが、今後の再開発によって化ける可能性が十分にあります。




みなみ銀座
徳山銀座通りとJR線の間を並行するのが徳山みなみ銀座です。ここには『TOKUYAMA DECK』(徳山デッキ)という、2024年4月にオープンした再開発ビルがあります。その名の通り、駅に直結した複合型商業施設です。
それにしても、令和なデザインのカッコいいビルだと思います。中心市街地の賑わい創出に貢献しそうですね。

総括
率直な感想として、10万人台の地方都市にしては都会だと思いました。なにせ、商店街がこんなにも縦横に張り巡らされているとは全く想像していませんでした。ところどころシャッター街と化している場所もありますが、今時の地方都市にしては健闘しているほうです。
再開発も進んでいるようですし、やろうと思えば広島や福岡への新幹線通勤だって可能です。地方再生のモデルとして、これからも栄えていって欲しいですね。
そういえば、飲食店などの屋号は私が見た限り、全て「◯◯徳山店」でした。駅前の再開発ビルも「徳山」を冠していますし、もう「徳山」に(以下略)